・建築設計業務は大まかに「意匠設計」「構造設計」「機械設備設計」「電気設備設計」と分かれます。
私たちはその中でも「意匠設計」を業務の中心とする設計事務所です。
建築の設計は建物の規模によって業務の内容が変わってきます。
よく「犬小屋から超高層ビルまで」といった表現で、設計対象とする建物を示したりしますが、一人の設計者が何もかも全てこなすというのは実は大変難しいことなのです。
大規模な建物の場合は設計に係わる人数も時間も大きくなりますし、より専門かつ細分化してきますので、大きな組織の設計事務所や建設会社の設計部門が設計に携わることが多くなるようです。
しかしながら、設計業務、監理業務を行っていくうえで重要なことは細分化された知識や技術を統合する能力だと思います。
各技術部門をまとめて統括し、スムーズな流れで仕事を進めていくためには、統合力のある設計者が中心となって設計を進めていきます。
この役割を意匠設計事務所が負って、世の中に一人前の建物として送り出していくわけです。
最近では、建物の耐震性能や省エネ等が広く取り入れられるようになって、よりいっそうの専門的な知識が必要となってきています。
このような場合でも、専門事務所の協力を得て、責任を持って設計を行う態勢を整えています。
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