渋谷の特殊施設

幹線道路とJRの線路との間に位置しているこの敷地の廻りには、比較的中小規模のビルが立ち並んでいる。前面道路の反対側には少数の住宅があるために、近隣住宅への配慮として、日照や色彩の調和等を考慮して高さを抑えた計画としている。この建物は、いかに廻りの環境に調和できるかがポイントとなった計画であるが、隣接する変電所により、その付属建物としての見方が強くイメージされてしまう。その印象を打破するために、真っ白で大きな塊のオブジェを慎ましく存在させることで、環境への調和に貢献している。
所在地：	東京都渋谷区東
用途地域：	準工業地域
敷地面積：	222.58㎡
建築面積：	107.56㎡
延床面積：	418.02㎡
構造規模：	鉄筋コンクリート造　地下1階　地上3階

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