閑静な住宅地に位置しているこの敷地は2つの道路に面しているが、前面道路幅員が4mもなく、更に付近の道路状態が非常に入り組んでいるため、塀などでガッチリと囲むというよりも、敷地の一部を近隣に圧迫感なく解放出来るような考えで計画を行った。
メインエントランスの前面に開けたスペースがあり、地面に収納可能な柵(バリカー)を下ろすとちょっとした広場的存在となる。この場は多くの人達が集まるスペースであると同時に、本来の目的である駐車場としての利用も可能となっている。
大きさの異なる4タイプのスタジオを用意し様々なイベントや撮影に、臨機応変な使用が出来るように設計している。たとえば外部との連絡が頻繁に行われるスタジオや、収容人数の多いスタジオ、機材等の搬入が容易に出来るスタジオなど。 |